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ブルーアンバー
ブルー・アンバーは琥珀の色変りの変種で、ドミニカ共和国のものがもっともよく知られています。
太陽光や人工光などからの紫外線や、特定の波長の光(スペクトル)を吸収して青色の蛍光を発する性質をもっているため、黄色い琥珀の表層部が青色に発光して見えます。 これらの特別な琥珀は、ブラック・ライトとも呼ばれる紫外線ランプの照明下で特別強く白色に発行することでも、他の琥珀とは異なる性質をもっていることがわかります。
ブルー・アンバーの色には強弱があり、誰にでもそれとわかるものから、通常の照明の元では確認しにくいものまでがあります。
しかしそれらの性質は琥珀をより黒いものの上に置くことによって強調されます。これは黒色の衣服の上にこの琥珀をつけることにより、より効果的にその珍しい美しさが発揮できるといえます。
アンバーの取り扱いは、他の宝石と比べると難しそうですが、実際には、真珠などを扱うのとほとんど変わりません。要するに、宝石らしく大切に愛情を込めて扱っていただけばいいのです。 アンバーには、他の宝石にはない特徴があります。 それは比重が軽いことです。このため鉱物質の宝石では無理なデザインの宝飾品でも、アンバーを使えばボリュームあるデザインが可能です。
ブルーアンバーのお手入れ
- 火に近づけすぎたり、高温の熱を加えないでください。
- プラスチックなどに影響を与える薬品(マニキュアの除光液やアルコール)などで汚れを拭き取るなどといったことは避けるようにして下さい。
- アンバーは柔らかい宝石です。衝撃や摩擦によって傷がつくことがあります。他の宝石類と一緒に宝石ケースに収納する際は、他の宝石とぶつからないようにしてください。
- 保管する際は、使用時の汗や埃を取り払ってください。