光彩の魔術師 ベルント&トム・ムンシュタイナー
ベルント・ムンシュタイナー
2012年からアメリカ スミソニアン博物館に展示されているオブジェ、”ドン・ペドロ”は、長さ35cm、幅11cm、重さは1万キャラットのアクアマリンです。
宝石館の展示作品としては、ホープダイヤモンドと同様に”最も価値の高い作品”という評価を得ています。
このオブジェの特徴としてあげられるのは、完璧な全反射カットが創り出す”光彩の動き”、”光彩のリズム”です。
宝石のカットをより普遍的な芸術的価値へ昇華させた、世界が認める最高レベルのカット技術と独創性を追求した”交際の魔術師”の作品をご堪能下さい。
ベルント・ムンシュタイナーの作品は、スミソニアンだけでなく、ロシアのエルミタージュ、ニューヨークのアート&デザインミュージアム、カールスバートのGIA博物館、ドイツの鉱物博物館などにも展示されています。
トム・ムンシュタイナー
”光の魔術師“と呼ばれるベルント・ムウシュタイナー氏を父に持ち、ムンシュタイナー家4代目の宝石カッター。
父をも凌ぐとも言われるカット技術によって、新しいカットを数々考案、発表しています。
先代から受け継がれてた技術を吸収し、自らのオリジナリティを加え生み出されるカットは、独創的で美しい。
毎年国際的なジュエリーデザインアワードのデザイン部門、カット部門でグランプリを受賞しています。
当企画展のために特別に新作”サンライズ・カット”、”カザグルマ・カット”、”カタナ・カット”を日本限定作品として制作。
1989年 | 宝石研磨紙としての職人検定審査合格。父ベルント・ムウシュタイナーの元で宝石研磨技術を学ぶ。 |
1995年 | 国家公認宝石・宝飾デザイナー |
1995年 | 宝石カットのマイスター試験合格 |
1997年 | アトリエ「トム・ムンシュタイナー」設立。現在に至るまで20以上の世界的な宝石賞を受賞。 |